こんにちは。
11月も中旬にさしかかり、
2016年もそろそろ終わりが見えてきましたね。
Oさんは2015年の12月ごろ、私たちの家へお越しいただき、
30年間住んだ89平米のマンションリノベーションのご相談を受けました。
新築の時に購入し一度も手を入れたことがなく、息子さんが巣立たれたあと、細切れに分かれている部屋が不要なこと。
これから長い時間を過ごす住まいを今までの不満を全て解消し、快適な住まいにしたいこと。
一つの家に長く住んだからこそ、剥がれてしまった壁紙の修復が素人では難しいことがわかり、
壁も床も長く使える素材がいいことなど。
私達の家に来るまで、いくつかの会社でご相談されてきたそうですが、
本物の素材感でつくる空間やシンプルなデザインに共感を持っていただき、ご相談がスタートしました!
慣れ親しんで気に入っている水周りの動線は少しの変更にとどめ、
89平米のマンションをほぼワンルームのように使う贅沢な間取りです。
フローリングにはシベリア産のウォールナット、
家具や建具は日本産のくるみを使い、タイルなどはできるだけ主張しないシンプルな色を選びながら、
形状や素材感で存在感のあるものを組み合わせバランスを取っています。
ウォールナットという材料はちょっとお値段のいい材料なので、なかなか私たちからはご提案しづらいのですが、
ご夫婦の直感で選んでいただき、それに合わせてまわりの材料を決めていきました。
12月末に今年最後の見学会を行います。
日程が決まり次第、近日中にブログでご案内します!