大きなテーブルや部屋の大きさにぴったりなカタチのテーブルは探してもなかなか見つからないものですよね。でもあきらめちゃうと、大きな作業テーブルを作って趣味や仕事の場所を作ろう、改善しよう!…というせっかくのやる気がもったいないです。
僕は仕事で家具もデザインするので、自分の家具も「作っちゃおう」ということになるのですが、特にテーブルや机については、誰でも簡単に安く、空間にぴったりな大きさと形状に作ることができるので、おすすめです。
まずはテーブル脚です。これは迷いなくIKEAのものを使います。LERBERG(読めない…)という名前のスチールのグレーの脚が僕のお気に入りです。何と1,000円です。テーブル1台に2つで2,000円。この価格を最初に見たときは目を疑いました。IKEAには他にも脚の種類が豊富にあります。基本的にドライバー一本でどれも簡単にDIYできます。
次に天板です。用途や好みによって選択肢があります。検索すると直販している材木店がたくさんあります。例えば以下のように検索してみます。
「タモ ハギ 板」、「シナ 共芯 合板」、「構造用合板」などです。
一番目は、タモという無印良品の家具などで多く使われている樹種の無垢の一枚板が検索されます。良い値段ですがモノも良いです。樹種は好みで変えてみてください。
二番目は、シナという樹種のいわゆるベニヤですが、共芯ならば切断面もきれいなのでそのまま見せても良いだろうと僕は思っています。
僕の家でとりあえずは…といいつつ2年目のダイニングテーブルはこの方法です。
三番目は、本当に荒い丈夫な板です。表面が軽く割れていたり、穴があいていたりしているので、スベスベでキレイな板が欲しい時にはおすすめしませんが、PCデスク程度ならこれで十分かもしれません。何と言っても安いです。僕の仕事机はこの方法で台形のカタチです。
厚さはどれも強度的に30mm程度あると安心です。大きさはお願いすると切ってくれて、宅急便で送ってくれますので、ぴったりのサイズ(5mmは余裕を見て)で注文しましょう。
IKEAの脚をバランスよく並べて天板を載せれば完成!天板は必要に応じて塗装して下さい。迷ったらクノスを塗りましょう。自然塗料ですので安心ですし、簡単で失敗しません。表面のザラザラが気になったらスポンジ研磨剤などで軽くスリスリするとずいぶん変わります。
注意点として、天板は載せているだけですので、その上に立ったり、寄りかかったりするのは危険です。小さいお子さんのいる場所では使わないで下さいね。