マンションのリフォーム・リノベーション、新築戸建はハンズデザイン一級建築士事務所|千葉県 船橋市 東京

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不動産屋さんの間取り図

こんにちは!星名岳志です。

お正月も終わりました。また一年、生活を楽しんでいきましょう!
さあ、住まいを知ることがリノベーションのスタートです!
・・・というわけで、今日はマンションの間取り図について少し研究してみようかと。

どうでしょうか?なんとなく見覚えのある雰囲気のように感じますね。
仕事でたくさんのマンションを見てきた私なんかは

「どのお客さんのお宅だったかな…」
などと思ってしまいますが、私の行ったこともない遠い場所のマンションです。

片開きのドア、ドア、ドア…ドアとドアがぶつかってますね・・・
ハイ。使い勝手のことはパスしましょう!

では、この間取り図からわかるリノベーションで必要な情報を書いてみましょう。

3LDK。
広さはだいたい85㎡。
構造の壁はたぶん無し。
水廻りの基準となる壊せない共用の縦排水管スペースが2箇所専有部内にありそう。
西側にも窓がある。
ちょっと理解できないデッドスペースが一箇所ある。

このくらいでしょうか。

「たぶん」や「ありそう」「だいたい」ばかりで申し訳ないです。
しかし、実際問題として不動産屋さんの間取りからわかることは少ないのです。
また、寸法や壁の位置や形状さえ違うことがほとんどです。
いずれにしても不動産屋さんの使っている間取り図でリノベーションのプランをはじめてしまうと
あとあと大きなプラン変更を余儀なくされます。

この「たぶん」や「ありそう」を少しでも確信に近づける方法があります。
マンションの管理室に行き、竣工図面をみせてもらうことです。
大きなマンションの場合、分冊になっていたり大きな図面集になっているので少し手間取ります。

・平面詳細図
・断面図
・設備配管図
・展開図

これらの図面をコピーをとらせてもらってチェックするのです。
見つけるのが難しいときは私たちがお手伝いしますね。

そうすることにより、おおよそのことがわかり、ラフのプランを始めることができます。

みなさんも一度試してみてはいかがですか?

やっぱり実物を見ることって大切です!

こんばんは。

星名貴子です。

今日はいいお天気で、カエデもきれいに色づき、秋らしいすがすがしい一日でしたね。

私たちの家でトイレ用にチョイスした洗面ボールの実物を確認しに、港区西麻布の『le bain(ル・ベイン)』へ行って見てきました。

ル・ベインは水廻り製品の輸入セレクトショップといったところです。

シンプルで洗練された海外のデザインが集まっています。

見に行くまでは心に決めたものがあったのですが、どれも良くて迷ってしまいます。。。

でもつけられるのはひとつ。

頑張って取捨選択しましたよぉ。何を選んだかは完成までのお楽しみに!

大切なことはカタログで選んだものを一度、自分の目でしっかり確かめることです。

そうすることでイメージの相違がなくなり、失敗しない家づくりができますよ!

 

※le bain(ル・ベイン)⇒http://www.le-bain.com/index.html

「スケルトン」てなんだ?

「スケルトン」てなんだ?

カタカナ単語シリーズです。これもホームページ制作をお願いしているDESIGN Oilの鴇崎さんからご指摘いただいた分かりにくい単語のひとつです。もともとは「骨組み」の意味らしいですね。

私たちが「スケルトン」というときには、「構造体や共用部だけを残して解体撤去した状態」のことを言います。

マンションの建設時の構造の考え方によって壊せない壁や柱があったり、マンションを縦に貫通する共用の排水管が専有部内にあるなどの場合があります。そういったものを残して、床、壁、天井、設備など全て壊して出してしまうと、ガラーンとしたからっぽの状態になるのです。それが「スケルトン」です。

写真はまさにスケルトン状態のマンションのリノベーション現場です。この写真のようにマンションは無機質なコンクリートの箱です。

この雰囲気、なんとなく洞窟のようだと思いませんか?

この中にあたたかく人間らしい居心地の良い新しい住まいをつくるという活動は、私の人類としての本能に訴えかける何かがあるらしくワクワクしてしまうのです。

「リノベーション」ってなんだ?

「リノベーション」ってなんだ?

先日、「リノベーション」って一般には分かりにくいのではないですか?というご指摘を受けました。

ネットなどを見てみるといろんな解釈があるのですね。

似ている言葉で「リフォーム」はもう皆さんご存知の通り、かもしれません。
しかし、ちょっと意味するところの範囲が広いのです。例えば賃貸アパートなどではそれまで住んでいた人が引越しした後に壁紙を張り替えるなど、表面だけのお化粧直しをします。これもリフォームです。

20年住んだマイホーム、そろそろお風呂やキッチンの設備を新しくしよう。これもリフォーム。子どもたちも独立し、我が家の生活も変わったから、部屋の間取りを変えよう。これもリフォームと呼ばれていますね。

実はこの業界も徐々に細分化が進み、それぞれの会社さんで得意不得意が顕著になっています。前の例でいくとアパートの壁紙を張り替えるなどは「原状回復」とも言って、通常、不動産屋さんの下請けになっている施工業者が行います。お風呂やキッチンの設備を新しいユニットバス、システムキッチンに単純に入替える工事は、安く早くをモットーにしている設備工事に強い会社がいます。私の感覚的にはこのあたりまでが「リフォーム」でしょうか。

では「リノベーション」とはなんだろう?

私たちにとって「リノベーション」とは…
お住まいになられている方と私たちとが時間をかけて考え、新しい暮らしをつくること、です。
住まい全体、あるいは一部分などの工事の規模は関係ありません。
もともとあった不満や心配事、ずっと抱えていた夢、将来への備えを、
みんなで考え、解決し、協力してつくる、それが「リノベーション」であり、私たちの仕事です。