ハンズデザインは不動産屋さんではないので、物件探しは行っていません。
私たちが考える物件の探し方を書いてみたいと思います。
価値観は人それぞれですしプロではないので、独断と偏見に満ちた意見であることはご了承ください。
不動産会社に依頼する
物件探しは探しているエリアにある複数の不動産仲介会社に依頼しましょう。
理由-1
それぞれの会社が独自で持っているフレッシュな物件があるかもしれません。それに、不動産屋さんも商売ですので自分たちがより儲かる物件を勧めることもあると思います。
理由-2
不動産会社というより結局はその中で働いている人物に相談することになり、その人の経験、知識、やる気、忙しさなどに影響されてしまいます。物件探しもそうですが住宅ローンの依頼先を紹介するのも不動産屋さんの仕事ですので、担当者の力量に寄るところは大きいですね。
理由-3
良い物件との出会いは一瞬のタイミングです。多くの情報を得られるようにしておきましょう。
リノベーション工事費を住宅ローンに含める
リノベーションをすることを伝えて、工事費用を住宅ローンに含めたい場合はその意向を伝えて探してもらいましょう。親切な不動産屋さんなら金融機関も紹介してくれるかもしれません。
工事費の相場
その場合の工事費用についてですが、大切かつ複雑なことなので一度ハンズデザインにお越しいただきお話をさせていただければと思います。思い込みやインターネットで調べた相場などで判断しない方が良いです。不動産価格とのバランスも大切ですので「物件を探し始めようかな」ぐらいのタイミングで一度ご相談ください。
融資審査のための工事見積書
リノベーションの工事費を住宅ローンに含めることを伝えると、工事費のわかる見積書などを求められることがあります。工事内容が決まっていなくても物件が決まっていれば、住まいのご要望とご予算などご相談の上で、概算の見積書を作成しますので、融資の審査を進めて頂くことができます。
住環境
当たり前のことですが、生活する環境として街や風景が好きかどうかは大切です。
初めての場所なら何度も訪れて色々な時間を体験してみた方が良いと思います。
緑の見える眺望や見晴らしの良い眺望などが望める物件や静か街並みなどは不動産情報だけではわかりにくいので、散歩やドライブの途中で良い物件と出会ったらチェックしておくのがおすすめです。今でも私たちの楽しみの一つです。
維持管理
物件に求めるものとして一番大事なのは「安心」です。
そのため管理組合のこと管理会社のこと、修繕積立金が滞っていないか、維持管理は適切か、空室が多くないかなど、長期にわたって安心して住むことのできるマンションであることを不動産屋さんに確認してもらいましょう。外観や共用部などぱっと見の印象も大事ですので、内見の時によく見ておきましょう。集合ポストやゴミ捨て場などの雰囲気を見ると、ルールを守る住民なのか、きちんとした管理会社なのかを感じられます。
眺望
戸建て物件に比べてマンションの良いところは、開放的な眺望が得られることだと思います。室内の素材や間取りはリノベーションで変えられても、風景を変えることはできないので、内見の時には色々な角度から外の風景を眺めてみましょう。「良いな、好きだな」と思えたら素敵ですね。
経験
物件探しはなかなか経験しないことだと思います。だから経験を積むつもりでたくさん内見しましょう。そうすると自分の好みや気になることがだんだん分かってくると思います。良い物件との出会いは一瞬です。迷いすぎると他の方や再販業者に先取りされて後悔することになりかねません。
ハンズデザインが開催している完成見学会にも参加していただければ、実例を見ながら質問にお答えできますので、疑問がクリアになると思います。
経験を積んで目を養っておくことで決断の迷いも少なくできると思います。
購入の最終決断はご自身でしていただかなくてはいけませんが、第三者目線での意見が欲しかったり、プランニング上のできること、できないことなどを判断したい場合には、私たちとのタイミングが合えば、一緒に内見することもできます。
築年数
私たちの家は1986年に建てられたマンションです。古さとしてはギリギリのラインだと思います。窓のサッシや玄関ドアなどリノベーションで変更できない部分の劣化は否めません。維持管理がしっかりしていることが救いです。
あまりにも古すぎるマンションは、設備配管の方法が今と違ったり、窓のサッシや玄関ドアを含めた共用部分の劣化が行きすぎていたり、断熱が不足していたりして、リノベーションに適さないことが多いです。私たちの家より新しい物件を選びましょう。
リノベーションのしやすさ
物件による「リノベーションのしやすさ」みたいなものはありますが、あまり気にしすぎると選択肢が少なくなりすぎてしまいます。壊せない壁やPSという配管スペース、窓と玄関ドアの位置次第でプランニングが変わります。親切な不動産屋さんなら壁が壊せるかどうかぐらいは教えてくれると思います。わからない場合はご相談ください。室内に壊せないものが少なければ自由な間取りになりやすいです。
完璧な物件はないかも…
街が好きで窓からの風景が好きで、気持ちの良い光と風を感じることができれば最高だと思います。室内についてはリノベーションで頑張って暮らしやすくて居心地の良い住まいにしますし、人間は適応することもできます。全てがパーフェクトな物件なんてないと思って、たくさんの物件を見た後はあまり考えすぎず、第一印象を大事にして決断するのが良いのかもしれません。
暮らしを重ねることで愛着のあるかけがえの無い我が家になっていくのだと思います。