マンションのリフォーム・リノベーション、新築戸建はハンズデザイン一級建築士事務所|千葉県 船橋市 東京

hands blog

素敵なフラワーショップ発見@船橋散歩

暖かさを感じる日が少しずつ増えてきました。
今年の冬は寒かったので、春が待ち遠しいです。

今日は久しぶりのご近所お散歩ネタです。
よく車で通りかかる道に気になる店構えのお花屋さんがあって、先日ようやく寄ることができました。

入ると素敵なセンスのお花で店内はあふれていて、とても幸せな気持ちにさせてくれるお店です。

flowershop

 

近くにこういうセンスのいいお店ができてとても嬉しいです!

お店の名前は『heureux fluet&plants』(ウルー)。フランス語でハッピーとか幸福という意味です。
女性の店主の方も、とても話しやすくて気さくな方なのでいろいろ相談できそうなところもいいですよ。

生花を家に飾ると気持ちも華やいで、幸せな気持ちになります。
これからの季節はたくさんお花も出てくるので、また伺うのが楽しみです。

最寄り駅はちょっと遠いいですがJRまたは京成『西船橋駅』。以前紹介した『アルカフェ』も近くにあります。
駐車場がしっかりあるので車か自転車で暖かい日にお出かけするのがいいかもしれません!

 

※お店の情報
『heureux fluet&plants』
千葉県船橋市印内3-23-18
TEL 047-401-7930

もうすぐオープンハウス!吉祥寺の現場から

こんにちは。
いよいよ今年のカウントダウン始まりましたね!

工事中の吉祥寺の現場も完成まであと残りわずかとなり、きのう工事中の養生も取れ、
全体の雰囲気が見えてきました。

Nさんの家

大谷石と名栗加工のオーダーメイドキッチン
上海ブルーのレンガをヘリンボーンに張った広い玄関土間
間接照明に照らされて陰影が美しいシリカライムの左官壁
シルバーハートの突板を使った木の天井張り
ムラ感のある六角形のキッチンタイル
グラフィカルで遊び心のあるパズルのようなタイルを使った、思わずハッとするトイレ空間

などなど

たくさんの素材を使い、見どころがギュッと詰まったとても内容の濃い現場です。
これから5メートル幅の飾り棚をつける大仕事が残っています。

ぜひ見学会で完成した『Nさんの家』を見に来てください!

詳細はこちら
https://www.hands-a-design.jp/wp21/event/

お待ちしております。

気がつけばみんな元気

こんにちは。
久しぶりの近況報告ブログです。

最近気がつくと、私たちの家のいろんな植物から若葉が生まれて、成長がとても楽しい毎日です。

初めてのお花が咲きます ピチピチの若葉

一度は死にかけていた『トネリコ』さんも、完全復活を果たしました。バンザーイ!!
若者たちがニョキニョキと

先日、神奈川県にあるSOLSO FARMへ行ってきました。
Solso Farm
地植えするような大きな植物から、室内で楽しむ観葉植物まで、
たくさんの種類の植物が実際に見て購入出来るとっても楽しいところです。
室内に大きな観葉植物などを置きたい方は、是非一度訪れてみてください!
なかなかの品揃えです。
私たちの家もバルコニー用にいくつか購入し、バルコニー改造計画を図っています。乞うご期待!

GWの話になりますが、岐阜に用事があったついでに、ちょっと足を伸ばし多治見市にある『ギャリルももぐさ』を訪れました。
陶芸家 安藤雅信さんのギャラリー兼ご自宅。
どんな場所かとっても興味があって前から行ってみたかったのですが、念願叶ってやっと行ってきました!
ギャリル百草広大な敷地の中で緑に包まれた中に、ギャラリーとご自宅の建物があります。

走るTご自宅は、建築家中村好文さんの設計で、中を見ることはできませんが、
美しい佇まいの外観がとても印象的でした。

IMG_6227

イベント開催中は併設のカフェで、安藤さんの器に盛られたランチが頂けるようです。
こちらは遠いいですが、機会があったら訪れてみてください。
http://www.momogusa.jp

イベントといば、千葉県佐倉市で6/3・4に恒例の『庭の輪』というアート&クラフトフェアが開かれます。
陶芸作家さん、ガラス作家さん、革の作家さんなどなど多数の作家さんが出店し、販売をしています。
ワークショップなんかもあるようなので、ご家族で行ってもた楽しめると思いますよ。
私たちも毎年楽しみにしているイベントです!
興味のある方は下記サイトをcheckしてみてくださいね。
http://niwanowa.info

近況はインスタグラムにも投稿しています!
よかったら見てみてください。
https://www.instagram.com/hands.a.design/

では、また。

床のこと-第3回

こんにちは。今回は水まわりの床についてお話しします。

床のこと-第1回:床の作り方  https://www.hands-a-design.jp/wp21/blog/4007.html
床のこと-第2回:フローリング https://www.hands-a-design.jp/wp21/blog/4019.html

水や液体による汚れに強い、という理由で私たちが使っているのは、フロアタイルとタイルです。どちらも染み込まないので簡単に拭き取ることができます。フロアタイルもタイルも耐薬性が強いのでお掃除は簡単です。

フロアタイルというのは3mm程度の厚さの塩化ビニルのタイル状の素材です。しなやかに曲がる素材ですが、弾力性はなくとても丈夫です。土足でも大丈夫ですので、店舗や事務所などの床に使われています。似ているものにクッションフロア(CF)というものがありますが、全く違うものです。クッションフロアは弾力性があり手で破れるぐらいとても柔らかいです。フニャフニャした感じがあまり好きではないのでハンズデザインでは使っていません。
フロアタイルいろいろ
これがフロアタイルです。実はもっとたくさん種類がありますが、基本的に塩ビに着色やプリントしている建材ですので、できるだけニュートラルな表情のものだけを選抜しています。
ハンズデザインがおすすめしている貼り方は目地棒を入れて施工します。質感が引き立ちます。
目地入りフロアタイル

フロアタイル施工例

タイルには様々な種類がありますので、水まわりの床では、吸水率の低いタイルを選びます。また、目地は掃除がしにくいので大きめのタイルを選ぶことが多いです。
タイル素材
タイルはとにかく硬くて丈夫です。でもあまりにも硬いので、タイルの上に落としたものは、壊れる可能性が高いです。
お皿はもちろん割れますし、金属製のものも凹んだり折れたりします。
それから、とても冷たいです。暖かい季節はいいのですが、冬は素足では歩けません。何かを履くか床暖房を入れる必要があります。『私たちの家』でも電気式の床暖房を入れており、真冬の時期は助かっています。
それでもやはり、タイルには本物の質感があります。選択肢も多いのでデメリットを理解していただければ、是非おすすめしたい素材です。

キッチンタイル-2 キッチンタイル-1

水まわりの床がフローリングと接する場所が必ずあります。無垢の木と並ぶので下手な素材を選んでしまうと、とてもおかしなことになってしまいます。ハンズデザインでは、キッチンが中心になることが多いので特に気をつけてご提案しています。
キッチンが中心

最後に番外編として、土間の床についてお話しします。

土間の床も水まわりと同様、様々な汚れが持ち込まれる場所です。ハンズデザインでは今のところ、タイルと石をご提案しています。ハンズデザインの事務所でモルタル床にコンクリート用ステイン塗料を塗った雰囲気もなかなか良かったので、ご提案してみたいなと思っています。土間ですので、清潔感というより泥汚れに負けない強さと風合いを重視することが多いです。
私たちの家の土間
上の写真『私たちの家』
Sさんの家土間
上の写真『Sさんの家』

床のこと-第2回

こんにちは。
床のこと-第1回(https://www.hands-a-design.jp/wp21/blog/4007.html)に続きます。
今回はフローリングについてお話しします。

フローリングには大きく分けて2つあります。
それは無垢フローリングとそれ以外です。

私たちは今のところ、基本的に無垢フローリングだけを使っています。
その他のフローリングについても、興味を持っていろいろ情報収集はしていますが、結局いつも無垢フローリングにたどり着きます。

無垢フローリングを使うのは、失敗のできない部分だからです。
新しい素材、建材を信用していないのかもしれません。
実際にいろいろな理由で使いにくいのです。

無垢以外のフローリングの代表格が、直貼用遮音フローリングです。
遮音フローリング
遮音マットを曲げると
本当にフニャフニャしていて、歩行感がフワフワしているので、なんとなくフローリングと呼ぶのも違和感があります。木質クッションフロアと言ったほうがしっくりきます。突板を使っている美しい商品もあるので、ハンズデザインでもどうしてもコンクリートスラブに直接フローリングを使う必要がある時には、使用します。

そして、下の写真が無垢フローリングです。
さまざまな無垢フローリング
木によって本当にユニークな特徴があり、簡単に説明することはできません。私たちは実物を触っていただきながら、少しずつ理解を深めてもらうように心がけています。今回は良く質問を受けることについてお話ししてみようと思います。

私たちの家では、アメリカンブラックチェリーのUNIタイプを使っています。広葉樹は真っ直ぐに育たないのと、成長が早くないので、長い一枚物に付加価値がつきます。そこで、工場で短い材料3枚程度をつないで2m程度の一枚のフローリングにします。
ABチェリー無垢床
これがUNI部分の写真です。木目や色が急に変わっているのがわかりますね。触っても継ぎ目はわかりません。フローリングとフローリングの目地は以下の写真です。
ユニ継ぎ目
UNIは樹種によって気になることもありますが、時間が経つと馴染んできたりします。

私たちの家では、杉の節なしも使っています。
杉は節が黒くはっきりしているので、苦手としている方も多いですが、節なしや上小節を選ぶと気にならなくなります。杉のいいところは、幅の広い長い一枚物が手に入りやすいことです。柔らかく傷がつきやすいデメリットを理解していただければ、お勧めできる材料です。
Iさんの家の杉床
無垢フローリングは、天然のオイルを塗装し、蜜蝋ワックスで仕上げます。現場で塗装することも、すでに塗装されている材料を使うこともあります。
私たちがよく使うのはドイツの自然塗料で、プラネットのハードクリアオイルです。
プラネットハードクリアオイル
オイルは木材に浸透して、自然な木の色味を出し、汚れの浸透を予防してくれます。さらに蜜蝋ワックスを塗装すると、木の表面をコーティングして、木材に直接汚れが付着することを防ぎます。木が汚れるのではなく、ワックスが汚れていることになります。

間違って汚してしまった時、ゴシゴシこすると汚れと一緒にワックスがはがれます。乾くとまわりに比べてカサカサとしてツヤがなくなったように見えると思います。剥がれてしまった部分には、ワックスをもう一度塗る必要があります。

蜜蝋ワックスはバターのような感じです。僕なんかは昔、野球の革のグローブに塗っていたオイルを思い出します。さっと塗って、しっかり拭き取ればいいだけです。
蜜蝋ワックス
全体的なメンテナンスは、人によって違うようです。やればやるほど、いいとは思いますが、やらなかったからすごく悪くなるというものでもないと思います。

普段のお掃除は、掃除機とたまに水を固く絞った雑巾ぶきです。ドライのクイックルワイパーなどもいいと思います。我が家はルンバ君にお願いしています。
ルンバ君

私たちが無垢フローリングに落ち着いている理由の一つが、無垢フローリングがフローリングであると同時に木材でもあるということです。
引き戸などで、上吊レールにしない場合、フローリングを加工してレールにしたり、加工して見切り材にしたりすることができるのも、無垢材料ならでこそできる技です。
フローリングに建具レール加工
名栗加工や溝加工で表情をつけることができるのも無垢ならではの楽しみですね。
Sさんの家スロープ
Sさんの家スロープうえから