こんにちは。秋らしくなりましたね。
マンションリノベーションの完成見学会のお知らせです。今年はこれが最後になります。
築29年の見晴らしのいいタワーマンションです。下が元の間取り図なのですが、手描きなんです。
時代を感じますね。
今回の物件は興味深い間取りで、『台所には食堂から入らなければならない』的な強い信念を感じました。
しかしその結果、暗くて圧迫感のある玄関、暗くて長い廊下、暗くて窮屈な洗面室になっていました。
中古マンションは建設当時のライフスタイルを下敷きに考えられています。「住まいとはこういうもの」という固定概念から無駄な動線や壁、暗く風通しの悪い場所ができてしまっていることもあります。
みなさんとハンズデザインが一緒に行う住まいづくりでは、そんな固定概念や先入観にとらわれなくても良いのです。家族が自然に快適に生活できるように、自由にのびのびと考えれば最高の住まいが出来上がります。
この住まいでは、オーダメイドのキッチンを中央に置いてぐるりと回れる動線に沿って様々なスペースを配置しています。
流動的につながったワンスペースでガラスを使いながら光と視線を調節して、どこまでも視線が抜けていくような透明感のある住まいになっています。
室内を巡ると気泡の入ったガラスや焼き斑のあるタイル、モザイクタイル、テクスチャーのある塗装、黒板の壁など様々な仕上げが現れます。
今回もキッチンを含め様々な家具をオリジナルでデザインして製作しています。
お施主様のご厚意により開催させていただきますので、事前予約制とさせていただいております。
見学可能な時間、住所などはお問い合わせいただき、お申し込みください。
みなさまのご参加をお待ちしております!